こんにちは。神戸や大阪など関西を中心に活動している経営コンサルタントの荻田(オギタ)です。
サバサンド、ご存じですか?
最近ちょっと話題になったのでご存じの方も多いかもしれませんが、最初聞いたとき「うわっ」って思いませんでした?
私は思いました。おいしくなさそう、臭そうって。
しかし調べてみるとどうもおいしいらしい。
そしてグルメで有名なタモさんことタモリさんがヨルタモリという番組で作ったらしい。
私の好きなタモさんがおいしいと言うなら間違いない!
実はサバサンド、トルコのイスタンブールの名物だそうで、フェリーの船着き場の屋台や屋台船などで売られてるそうです。
トルコ料理は日本人に人気ですから、これは期待できるかもしれません。
というわけでちょっと作ってみることにしました。
レシピは色々とあるのですが、まずはタモリさんがテレビで作ったレシピ。
【タモさんサバサンド】
(材料)
- 食パン
- サバの一夜干し(ノルウェー産)
- レタス
- マヨネーズ
- 醤油
(作り方)
トーストしたパンに焼いたサバとレタスをのせ、その上にマヨネーズと醤油を混ぜたものをかけ、最後にトーストしたパンをのせて完成。
すんごい簡単ですね。
タモさん流以外にも色々なレシピを調べたのですが、そのあたりも「総まとめ」してみると以下のようになります。
【総まとめ サバサンド】
(材料)
- パン(食パン、フランスパン、その他パンなど)
- サバ(塩サバ、サバの一夜干し、缶詰)※焼き、フライなど
- 野菜(レタス、タマネギ、トマト、オリーブなど)
- 調味料(塩、マヨネーズ、醤油、レモン汁)
(作り方)
トーストしたパンに材料をサンド。
以上!
材料は全て使うわけではなく、これらを好きなように組み合わせればいいんです。
ようはサバをパンでサンドすればOK。
サバも塩サバや一夜干しだけでなく、缶詰でつくるレシピもありました。
缶詰もお手軽でいいのですが、今回はスーパーで買った塩サバで作ってみます。
私が上記の総まとめを参考に今回作ったサバサンド レシピはこちら。
【SWALLOW JAPAN風サバサンド】
(材料)
- 塩パン:1個
- 塩サバ(ノルウェー産):1枚
- レタス:適量
- タマネギ:適量
- パルメザンチーズ:適量
- チェダーチーズ:スライス1枚
- マヨネーズ:適量
- レモスコ:少々
(作り方)
まず塩サバを焼きます。
せっかくなのでフライパンやオーブンではなく、網焼きします。
こっちの方が絶対おいしいですよね。
サバを焼いている間、中に挟む野菜などを切っていきます。
まずはレタス。
手でちぎったものを氷水につけてシャキシャキに仕上げています。
それと玉ねぎ。
よくハンバーガーではみじん切りで入っているので、マネしてみじん切り。
そうこうしているうちにサバの皮面が焼けたようなのでひっくり返します。
ふー、おいしそう。
やっぱり網焼きはいいですねー。
なお、ノルウェー産の塩サバは脂がのっているため、網焼きするとすごい煙がでます。ご注意ください。
それではパンを準備しましょう。
今回は私の大好きな「塩パン」を使用。
これは中にたっぷりバターが入っていて、塩で味付けしてあるパンです。
美味しいんですよねー。
これをサンドに使うので切らないといけません。
包丁で横にカットします。
この時、完全に切り離してもいいのですが、そうすると食べるときに上のパンがズレて食べづらくなるので、向こう側はつなげたままにしました。
この片側をつなげるのは以前東京で行った「シェイクシャック」のマネです。
カットしたパンを軽く焼きます。
表面が少しパリッとする程度。
サバをひっくり返して焼け具合を確認。
いい感じに焼けました!
ではパンに挟んでいきます。
とその前に、このサバには背骨が付いていました。
食べづらいので事前に取っておきます。
パンの上に塩サバをのせた瞬間のビジュアルは
「ほ、本当においしいのか、これ…」という感じ。
初めてのビジュアルに戸惑います。
多少不安はありながらも調理を進めていきます。
トルコではレモンをかけるというのを見た時にひらめいたのがレモスコ!
これは以前一斗缶入りの牡蠣を食べるときに初めて使い、感動した調味料です。
塩サバにレモスコ、絶対合うでしょ!
次はチェダーチーズ。
熱々のサバの上にのせてトロけさせる計算です。
チェダーチーズの上に玉ねぎのみじん切りをのせ、軽くマヨネーズをかけます。
塩サバにかなり塩味がついており、更に塩パン自体も塩味がついているので調味料は少なめ。
タモリさんのレシピには醤油が書いてありましたが、今回は使いませんでした。
次にシャキシャキのレタスをのせます。
そして最後にパルメザンチーズをかけます。
好きなんですよね、これ。
もちろんコストコで買った特大サイズです。
大好きなパルメザンチーズを最後にたっぷりとかけて完成!
おお、焼いた塩サバをのせた瞬間は正直まずそうな気配しかしませんでしたが、こうしてサンドが完成するとおいしそう。
まあそれは塩サバがほとんど見えていないからでしょうね。
よし、では熱々のうちに早速いただきます!
「あ、おいしい」
これが素直な感想です。
そんな大騒ぎするようなのではなく、普通においしい。
焼いた皮の香ばしさ、サバの旨みをキチンと楽しめ、思っていた臭みは特になし。
なんか食べたことある感じがするなーと思ったら、これはいわゆるフィッシュバーガーですよね。
よく考えたら私はマクドナルドの中でもフィレオフィッシュが好きで、それならサバサンドもおいしいし好きなわけだ。
恐らく「焼いたサバをサンドウィッチにするなんて」という感覚が私を思考停止させていたんでしょうね。
食べておいしさを実感してから思考が回復し、色々な「そりゃおいしいだろ」が私に押し寄せてきます。
私の読み通り、塩サバや塩パンの塩味、少量のマヨネーズで味付けは十分。
レモスコは結構かけたのですが、あまり感じることができませんでした。
チェダーチーズは大正解!
サバ自体に結構な旨みがあるのですが、そこにサバの熱でトロトロになったチェダーチーズの濃厚な旨みが重なって非常においしい。
また少し濃いめの味に玉ねぎやレタスのみずみずしい美味しさもうれしいですね。
もちろん玉ねぎやレタスのシャキシャキ食感もいい感じです。
独特の味かと思いきや驚くほど普通のおいしさなので、なんだか拍子抜けしますが、ほんと普通に「おいしいなー」と言いながら食べ進んじゃいます。
そして食べてる間、ずっとネコたちに囲まれています。こんな塩っぱいもの、あげませんよ。
あっという間に完食。
いやー、ほんと、普通に美味しいです。
今回初めて食べたのですが「もっとこうしたら絶対おいしいぞ」というアイデアが山ほどでてきたので、次はそのアイデアを試してみたいと思います。
安くて簡単で美味しい。無数のアレンジで楽しむことも可能なサバサンド。
未体験の方はぜひ一度お試しください!