初めてのSSD換装の全記録を公開!〜準備編〜(1/3)

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こんにちは。神戸や大阪など関西を中心に活動している経営コンサルタントの荻田(オギタ)です。

デスクトップ・パソコン(以下「PC」)の容量不足が深刻化してきました。

通常のパソコンは1種類の記憶装置なのですが、私のPCは少し特殊な構成で、ソリッドステートドライブ(solid state drive。以下「SSD」)とハードディスク ドライブ(hard disk drive。以下「HDD」)の両方を使ったハイブリッド。

高速化のためにOS(Windows)をインストールするCドライブがSSD、同時にコスト削減のためデータ等の保存はHDD、という、なかなかマニアックな仕様。

問題はSSDの方で、容量は120GBと小さいですが基本Windowsしか入れてないので120GBも使わないはずなのですが、現在の空き容量はまさかの19.3MB

基本Windowsだけなのに空き容量は19.3MB

「なんでだっ!Windowsはそんなに容量食うのかっ!」

と怒り心頭なのですが、怒っても解決しません。

データはすべてHDDに保存してるので、SSDがこんなに容量使ってるのは意味不明なんですけどねー。

自分でも気づかないうちにCドライブにデータが保存されているのかと色々調べましたが、それはありませんでした。

だいたい、購入してすぐに「ドキュメント」や「デスクトップ」のターゲット(場所)もすべてCドライブからEドライブ(HDDの方)に変更してますからね。

ソフトをインストールするとき、当初はCドライブにしていたので若干容量を使うことはありますが、途中からはソフトもEドライブにインストールしてたんですよ。

それでも120GBはほぼ一杯。

何やってんの、Windows!

というわけでこの容量不足を解消するために私が今回行ったのがSSD換装

初めての作業トラブル疑問も多々ありましたので、その全記録を書いていきます。

これがみなさんのSSD換装の一助になれば幸いです。

SSD換装とは?

先ほどの文章で大体分かるとは思いますが、念のためSSD換装について説明します。

SSD換装とはその名の通り「SSDに換装(交換)する」ことで、私は容量の小さいSSDから大容量SSDに換装しましたが、通常はHDDからSSDに換装することが多いですね。

SSD換装の最大のメリットは「高速化」です。

HDDよりもSSDの方が動作が速いので、パソコンを高速化できます。

また、今回の私のように「大容量化」もメリットですね。

昔は高価だったSSDも、今はだいぶ安くなってきましたからね。安価に容量アップすることができます。

それと今回の私はデスクトップなので関係ありませんが、ノートパソコンのHDDSSDに換装することで、パソコン起動時の「耐衝撃性」が格段に高くなります。

HDDは起動中、ディスクが回転するため、衝撃を与えると最悪クラッシュする危険性がありますが、SSDは回転するディスクがないのでその心配はありません。

このように比較的安価に「高性能化・大容量化」できるという夢のようなSSD換装ですが、デメリットはその「ハードルの高さ」。

私は比較的パソコンに詳しい方なので、なんとかできましたが、「パソコンが苦手・よく分からない」という人には相当高いハードルだと思います。

ですので、私の記事を読んで「内容をなんとなく理解できる」方はチャレンジしてもいいと思いますが、「全くちんぷんかんぷんだった」方は悪いことはいいません。やめておきましょう

それでは私のSSD換装の道のりをご覧下さい。

自分のパソコンの確認

まずは自分のパソコンについて確認しておきます。

私のPCのスペックは以下の通り。

  • メーカー:mouse computer(マウスコンピューター)
  • タイプ:デスクトップ
  • OS:Windows 7
  • 記憶装置:Cドライブ(SSD 120GB)、Eドライブ(HDD 1TB)
  • 換装する記憶装置:Cドライブ(SSD 120GB) → Cドライブ(SSD 480GB)

記憶装置がハイブリッドなのが一般的なパソコンと違うところですね。

さて、これからSSD換装を行うわけですが、手順をものすごく簡単に説明すると以下のようになります。

  1. 新SSDにデータをコピー(クローン)
  2. 旧SSD(or HDD)を取り外して新SSDを取付ける

先ほども説明した通り、我が家の記憶装置はハイブリッドで、交換するのはSSDの方。

恐らくSSDとHDDの二つのドライブが設置されていると思うので、データをコピー後、旧SSDを取り外して新しいものと交換する、というイメージです。

まずは交換するSSDを確認するため、パソコン本体の中身を確認します。

デスクトップタイプのパソコンはネジを2本外せば大体フタが取れて中を確認することができます。

開けてドライブが設置されている所を見ると…

「ん?ドライブが1つしかない…」

2つあるはずのドライブが1つしかない

あれ?SSDとHDDの2つのドライブがあるはずなのに、1つしかないぞ?

隅々まで探しますが、やはり1つしかありません。

思わぬところでつまずいた!

仕方がないので、1つしかないドライブを取り外して内容を確認してみます。

すると意外な事実が!

なんとSSDとHDDのデュアル・ドライブだった!

なんとこれ1つにSSDとHDDが入っているという、デュアル・ドライブだったんです!

こんなのがあるのかっ!知らなかったー!

ということはSSDのみを換装することはできないので、今回の私のケースは正確には「SSDの増設」になるわけです。

うーん、なんか特殊な状況だなー。うまくいくかなー。

しょっぱなから不穏な空気が流れますが、結果的にこのデュアル・ドライブであることは特に問題にはなりませんでした。

パソコンの構成が確認できたところで、次はパーツとソフトを準備していきます。

必要なパーツとソフト

まずはSSD換装するために必要なパーツを購入します。

今回購入したのは

  • SSD
  • 変換ブラケット
  • シリアルATAケーブル

です。

まずはSSD

Amazonで色々と調べたところ、3つの候補に絞られました。

1GBあたりの単価は以下の通り。

  1. Crucial 525GB:17,820円 ÷ 525GB=33.94円
  2. Transcend 480GB:18,098円 ÷ 480GB=37.70円
  3. SanDisk 480GB:16,207円 ÷ 480GB=33.76円

(金額はすべて税込、送料込。2017年11月5日時点)

1GBあたりの単価でみると金額はほぼ同じですが、最後のサンディスクが一番安いし知名度の高いメーカーので、こちらを購入。

パッケージ 表

パッケージ 裏

次は変換ブラケット

パソコンのドライブを取付ける場所は基本的に3.5インチサイズのHDD用になっています。

しかしSSDは2.5インチと小さいため、このままでは取付け(固定)ができません。

なので2.5インチを3.5インチサイズに変換するブラケットを購入します。

私が買ったのはこれ。

シンプルな製品なので価格は400円(税込。2017年11月5日現在)とリーズナブル。

パッケージ

最後はシリアルATAケーブル

これはSSDをマザーボードにつなぐためのコードで、これによりSSDとマザーボード間でデータをやりとりするわけです。

ちなみにHDDやSSDには「シリアルATA端子」と「シリアルATA電源端子」がついており、このケーブルは前者用。

後者の「シリアルATA電源端子」を購入しなかったのは、すでに今のパソコンについていたから。

現在のデュアル・ドライブにつながっているシリアルATA電源ケーブルの途中に、端子につなげる部分がついているんです。

シリアルATA電源端子につなぐ所がある

「シリアルATA端子」は以下のものを購入。

価格は627円(税込。2017年11月5日現在)とこちらもリーズナブル。

ちなみに長さは0.5mもいらないので0.3mにしようと確認したら、0.3mの方が高いという意外な事実が。

というわけで結局、一番安い0.5mを購入しました。

パッケージ

結局パーツ代は3つ合計で17,234円

この値段で480GBのSSDにできるって、ほんと安いですよねー。

いい時代だ!

パーツが揃ったところで、次はソフト

SSD換装をする際は、ただ単に新しいSSDにデータをコピーするだけではダメなようで、「ディスククローン」ができるソフトが必要です。

有料のものもたくさんあるのですが、今回はフリーソフトでチャレンジしてみます。

SSD換装で調べるとよくでてくるのが「EaseUS Todo Backup Free」というフリーソフト。

一部の機能が無料で、すべての機能を使う場合は有料なのですが、SSD換装に必要な機能は無料で利用できます

このソフトをダウンロードしてインストール。

インストールの際、下記のような画面がでるのですが、今回はフリーバージョンで使うのでライセンスコードは必要ありません

「ライセンスコード」の欄は空白で、右下の「後で」をクリックすれば、インストールを進められます。

フリーバージョンで使うので、右下の「後で」をクリック

クローンのソフトもインストールしましたので、早速作業にかかります。

SSDのフォーマット・取り付け

まずは新しいSSDに、今のCドライブの情報をコピー(クローン)します。

そのためには新しいSSDを今のPCに接続する必要があるのですが、接続方法は2つあります。

一つはUSB接続でデータを転送する方法

しかしSSDについているのはシリアルATA端子のみ

一般的なUSB端子はついていないため、このままではUSB接続できません

シリアルATA端子しかないので、このままではUSBにつなぐことができない

これをUSB接続するためには専用機器が必要なのですが、私はたまたま仕事で使うので持っていました。

玄人志向 HDDスタンド PCレスでクローン/HDD内データ完全消去機能付 KURO-DACHI/CLONE+ERASE/U3

HDDスタンド

これはHDDやSSDなどシリアルATA端子しかない機材をパソコンとUSB接続するための機器です。

しかも私が持っているのは、これ単体でHDDやSSDのクローンやデータ完全消去などができるスグレモノ。

なので本当はこれを使ってクローン作業をしようと思っていたのですが、元のSSDがまさかのデュアル・ドライブなので、コピー元がデュアル・ドライブの場合、一体どうなるのかよく分からなくて断念。

結局ここに新しいSSDをセットしてUSBでパソコンと接続し、先ほどのフリーソフトでクローン作業を行いました。

USB接続でクローン作業を行う場合はこのような機器が必要なのですが、もう一つの方法として、マザーボードに直接つなぐこともできます。

新しいSSDとマザーボードをつなぐコードは買っているので追加費用もいりません。

マザーボードへのつなぎ方は後述します。

ただ、私はこの方法でもできることを、すべての作業が終わってからと気づいたので、USBにつないで行いました。

SSDをパッケージから取り出します。

コンパクトだっ!

SSD本体。とってもコンパクト!

これをスタンドに差し込みます。

スタンドにセット

スタンドをPCにUSB接続し、電源をオンにします。

これでパソコンにSSDがつながりました。

念のため「コンピューター」でドライブとして認識してるか確認します。

あれ?ドライブとして出てこないぞ?

あれ?なぜだろう?ドライブとして出てきません

何度もつなぎ直したのですが結果は同じ。

おかしいと思って調べると、どうも新しいSSDを初期化する必要があるみたいです。

やり方は意外と簡単。

Windows 7のやり方は、まずスタートメニューの「コンピューター」を右クリックして「管理」をクリック。

コンピューターを右クリック → 管理

すると「コンピューターの管理」というウィンドウがでてきます。

左のリストにある「記憶領域/ディスクの管理」をクリックすると、以下のように「ディスクの初期化」のウィンドウがでてきます。

必ずMBRが選択されていることを確認しましょう

ここで重要なのは「MBR(マスター ブート レコード)」が選択されていること。

必ず確認してから「OK」をクリックしましょう。

容量から「ディスク1」というのが新しいSSDだと分かります。

よく見ると「未割り当て」となっていますね。

コンピューターにドライブとして出てこないのは、これが原因でした。

ディスク1が「未割り当て」になってますね

この「未割り当て」と書いてある領域をクリックすると選択でき、右クリックして「新しいシンプル ボリューム」をクリック。

ディスク1の未割り当ての部分を右クリックして「新しいシンプル ボリューム」を選択

ウィザードが始まるので「次へ」をクリック。

次へ

ボリュームサイズを指定するのですが、最初から数字が入っているので、そのまま「次へ」をクリック。

数字は触らず「次へ」

最初から「次のドライブ文字を割り当てる」が選択されていて、ドライブ文字は今のコンピューターの中で一番若い文字が入っています。

このまま「次へ」をクリック。

特に触らずこのままで「次へ」

実はこの時点で「この新しいSSDは今のSSDと換装するために、いずれCドライブになるのに、Fドライブでもいいのかな?」と少し引っかかりました。

しかし現時点ではCドライブは存在しているため、新しいSSDをCドライブにすることは当然できません。

このドライブ文字の問題は私が無知なためかなり悩んだのですが、結果的に気にする必要はないことが分かります。

そのあたりの詳細は後ほど説明します。

パーティションのフォーマットも特に触らずこのまま「次へ」をクリック。

このままで「次へ」

これで完了!

あっという間に完了

念のためコンピューターを見てみると、先ほど割り当てたボリューム「F」として、ちゃんと出てきました!

おお、コンピューターにドライブとして出てきた!

ふー、これで準備はできたぞ!

それではこれからクローン、換装を行っていきますが、続きは次の記事で!

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