南部鉄器の玉子焼きフライパン買ったら人生変わった

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はじめに

こんにちは。神戸や大阪など関西を中心に活動している経営コンサルタントの荻田(オギタ)です。

これまでフライパンはテフロン加工のものしか買ったこともないし、使ったこともありませんでした。

「テフロン加工以外のフライパンは焦げつく」という固定観念があったためです。

みなさんもありませんか?

もちろんテフロン加工のフライパンはすばらしい商品だと思うのですが、商品の性質上、どうしても経年劣化してしまうんですよね。

テフロン加工がはがれたり、効果が薄れてきて焦げつくようになったり。

そしたら捨てて買い直し。

また経年劣化してきたら捨てて買い直し。

そんなことを何十年も続けてきました。

数ヶ月前に玉子焼き用のフライパンもそのような状態になりましたので

「あー、また買い替えか」

とネットで探している時、ふと見つけた「南部鉄器」のフライパン。

「黒くてかっこいいし、テフロン加工みたいに経年劣化しないけど、どうせ焦げついて、こびりついて、大変なことになるんでしょ?」

と最初は気にもとめなかったのですが、なんだか気になる。

そこで「ま、買わないけど、ちょっと調べるだけね」

と調べ始めたのがよかった。

南部鉄器の特徴

その時点での情報をまとめると

  1. 正しく使えば「焦げつき・こびりつき」はほとんどない
  2. テフロン加工よりおいしく調理できる
  3. 経年劣化なし
  4. むしろ使い続けるほどに良くなる
  5. 意外と安い
  6. 重い
  7. さびやすい

といった感じでした。

1〜5はメリット、6〜7はデメリットですね。

意外だったのは1と2。ほんとにこびりつかないのかな?

調べた内容と、私がこの数ヶ月、実際に使った感想からこれらを解説していきます。

1. 正しく使えば「焦げつき・こびりつき」はほとんどない

この「正しく使えば」が重要です。

(正しい使い方)

  1. 使用後は速やかに洗う
  2. 洗う際、洗剤は使わず、お湯とたわし(スポンジ)で洗い流す
  3. 洗った後、火にかけて水分を飛ばす
  4. 長期間使わない場合は表面に油を塗って保管(頻繁に使う場合はこの作業は不要)

これだけです。

面倒と思うかもしれませんが、実際にやってみると全然面倒ではありません。

洗剤を使わないのは、表面にできる油のコーティングを除去しないため。

この油のコーティングがサビから守り、また調理中の「焦げつき・こびりつき」を防いでくれます。

洗った後に火にかけて水分を飛ばすのはサビを防ぐためです。

ただ、これでも長期間使用しない場合は錆びるようなので、その場合は表面に油を塗って保管すればOK。

でも南部鉄器がフライパンの主役になればほぼ毎日使いますからね。最後の油を塗る作業は不要です。

2. テフロン加工よりおいしく調理できる

これは一概には言えないところもありますが、私は間違いないなく美味しいと思います。

理由は二つ。

  1. 南部鉄器のフライパン自体が熱を蓄えるので、食材を入れても温度が下がりにくい
  2. 表面がザラザラしているので、食材の表面になじみやすく、キレイな焼き目がつく

南部鉄器のフライパンはかなり分厚いです。

なのでフライパン自体が熱をしっかりと蓄えることができ、食材を入れても急激に温度が下がりににくいんです。

食材を入れた途端に温度が下がってしまうと、

  • 料理が水っぽくなったり、
  • 表面に焼き目が付かなかったり、
  • 焼き目を付けるのに時間がかかるため中まで火が通り過ぎたり、

と多くの弊害が生まれます。

そういった弊害がなくなるので、思い通りの調理ができるんですね。

それとこれは感覚的なものですが、テフロン加工は表面がツルッツルですよね。

しかし食材は自然のものなのでテフロン加工のようにツルッツルなものって、ほとんどありませんよね。

食材自体はむしろザラザラしてます。

同様に、南部鉄器は表面がザラザラしてます。

だからツルッツルのテフロン加工より、素材の表面と接しやすく、その分キレイな焼き目が付く範囲が多いように思います。

ホント感覚的なものですし、圧倒的に違うというほどではないんですけどね。

3. 経年劣化なし

南部鉄器のフライパンの表面は、テフロン加工のようなコーティングはされていません。

ですのでテフロン加工特有の「コーティングが剥がれたり、効果が薄れたりする」ことはありません。

つまり正しく使えば、一生モノなんです。

これまで定期的にフライパンを買い替えていた私としては、非常にうれしいメリットです。

4. むしろ使い続けるほどに良くなる

1でも書いた通り、使い続けるほどに油がフライパンになじみ、より焦げつきにくくなります。

経年劣化しないどころか、どんどんよくなっていくなんて、ほんと素晴らしい!

5. 意外と安い

今回購入した南部鉄器の玉子焼き用のフライパンは2,675円(税込。2017年5月15日現在)。

めちゃくちゃ安いですよね。

しかもこれがちゃんと使えば一生モノですよ。

これから何十年も使えると考えると、ほとんどタダみたいなものですね。(言い過ぎ)

6. 重い

ここからはデメリット。

確かに重いです。

ただこの玉子焼き用は小さいので、片手で持ち上げることもそれほど問題になりませんが、通常のフライパンタイプは「重すぎて片手で持ち上げたり、あおったりできない」とレビューにありました。

玉子焼き用は特に問題ありませんが、今後、南部鉄器の丸い大きいフライパンを買う場合は注意が必要です。

7. さびやすい

1で書いたように正しく使えば錆びることはないようですが、正しく使わなかったり、長期間使用しなかったりすると、やはり錆びるようです。

まあ錆びても初期のサビならたわしなどで取れば大丈夫みたいですが、数年間使用せず錆びに覆われてしまったら、もうダメかもしれません。

南部鉄器は「日常的に使用」し、「正しく使えば」サビを気にする必要はありませんが、普段あまり使わない場合は「錆びて使えなくなるリスク」を考慮した方がいいですね。

ちなみに私はほぼ毎日使っているため、当然ですが全くサビとは無縁です。

及源 南部鉄器 フライパン 玉子焼き レビュー

さあ、南部鉄器の特徴について、ざっくり説明したところで、今回私が購入した「及源 南部鉄器 フライパン 玉子焼き」についてレビューしていきたいと思います。

商品はこちら。

金額は先ほども書いたとおり2,675円(税込。2017年5月15日現在)。

我が家はガスなので関係ありませんが、この商品はIHでも問題なく使用できるようです。

ではまずはパッケージを見てみましょう。

パッケージ

なんかかっこよくないですか?

ちょっと偏見があったんですよね。南部鉄器って古くさいイメージが。

決して高級感があるわけではないのですが、このスッキリしたデザイン、好きです。

いい感じのデザインですね

フタを開けると説明書とフライパン。

フタを開けた状態

袋から出してご対面。

うぉっ!かっこいい!

かっこいい!

なんだ、この質感。存在感。かっこいいぞ!

玉子焼き用なのでコンパクトサイズですが、存在感あります。

iPhone SEと比較

裏面

この表面の質感がほんといいですよね。

テフロン加工のフライパンとは明らかに異なり、無骨だけどたくましい。

このざらざらした質感がステキです

テフロン加工とは全く異なる質感です

南部鉄器のフライパンを購入して初めて使う場合、最初の1回だけ以下の作業が必要です。

まずは軽く水洗い。もちろん洗剤は不要です。

水洗い後、水分を飛ばすために火にかけます。

水洗い後、火にかけます

水分が飛んだらサラダ油を入れ、全体になじませます。

水分が飛んだらサラダ油を投入

油を全体になじませる

持ち手部分も鋳物なので大変熱くなります。

絶対に素手で持たないでください。

鍋つかみなどを使用しましょう。

持ち手は熱いので必ず鍋つかみ等を使用

フライパンに油がなじみ、しっかり熱くなったらクズ野菜を炒めます。

これは表面の汚れを取り、かつ油をなじませるためのようです。

私はジャガイモの皮をむき、炒めました。

クズ野菜を炒めます。今回はジャガイモの皮

ジャガイモの皮ですら美味しそうなニオイと見た目

これはクズ野菜なので当然捨てるのですが、すんごいいい匂いがするんですよねー。

焦げ目の付き方もいい感じです。

クズ野菜を炒め終わったら再度お湯で軽く洗い、また火にかけて水分を飛ばします。

一度洗って火にかけ水分を飛ばします

これで最初の準備は完了!

よし!早速玉子焼きを作ってみよう!

完成した玉子焼きがこちら。

どん引きするくらい大失敗

おおう、まずそう!

焦げっ焦げの、ボロッボロ。めちゃくちゃです。もしかしたら私の人生で一番失敗した玉子焼きかもしれません。

話が違いますよ、南部鉄器さん!

と、この時は思ったのですが、この失敗には理由があります。

まず私の玉子焼きの味付けがちょっと濃すぎた。

なので焦げやすかった。

しかし実は味付けが主な理由ではありません。

多少濃い味付けにしても今は上手に焼けます。

この失敗の最大の理由は「フライパンを熱しすぎた」こと。

これまでは卵を入れると一気に温度が下がってしまうので「キンキン」にフライパンを熱しており、それこそ煙がでるまで熱してました。

同じ感覚でキンキンに熱してしまったため、卵を入れた瞬間からどんどん焦げていったんです。

南部鉄器の特徴で書いたように、このフライパンは「ものすごく熱を蓄える能力が高い」ため、熱しすぎると卵が瞬時に焦げてしまうんです。

そこからは焦げ焦げ地獄。

温度を下げるために追加で卵を投入しても、それらも瞬時に焦げていく。

そしてさすがにここまでくると鍋にこびりつき、さきほどのようなどうしようもない玉子焼きが完成してしまいます。

この初調理の直後、「しまった、こんなの買わなければよかった」と後悔したのですが、調理中に熱量が多すぎることが原因だと直感的に分かったため、次からは以下のように調理し、ほぼ100%成功しています。

  1. 油を入れて火を付ける。
  2. フライパンが熱くなったら卵投入。ちなみに煙がでるほど熱したらやりすぎ。
  3. 卵の焼け具合をみて熱量が十分なら弱火にし、あとはこの火加減のまま最後まで調理する。

つまりコツは「最初熱しすぎず、途中からは弱火にする。」ということ。

これを守れば、簡単に、確実に、そしておいしい玉子焼きができます。

では作ってみましょう!

卵は3個まで作れますが、一番作りやすいのは2個

このフライパンでは卵3個でも玉子焼きを作れますが、私は2個が一番作りやすいですね。

今回も卵2個で。

ちなみに卵のサイズはL。(コストコの卵です。)

この卵2個に

  • 醤油、みりん:少々(それぞれ小さじ1/3くらい)
  • 水:大さじ2

をいれて混ぜておきます。(味付けは皆さんのお好みで)

余談ですが、玉子焼きを作る際は卵に水を少量入れるとふんわり柔らかく、しっとり仕上がりますよ。

卵を混ぜている間にフライパンにサラダ油をひき、熱しておきます。

サラダ油を入れて熱します

さきほども説明した通り、煙がでるまで熱すると、やりすぎです。

手をかざして熱をしっかり感じることができれば十分。

かき混ぜた卵の半分くらいを入れます。(私はナマケモノなのでこの作り方です)

半分くらい入れてグチャグチャっと

焦げすぎないように箸でグチャグチャっと混ぜ、向こう側に適当に寄せます。

この段階ではスクランブルエッグです。

端に寄せて、手前から卵を追加

手前のスペースに卵を追加。薄く膜ができるくらい。

卵を追加したら、向こう側にある卵を箸で持ち上げ、下にも卵を流し入れます。

その後、10秒ほどで向こう側の卵をこちらにかえします。

クルッと回転、ずらして卵追加を繰り返す

そしてまた向こうにずらし、卵を追加して回転、これを2、3回繰り返せば完成!

完成!

写真を撮りながらなので、ちょっと焦げちゃいました。

でもこれはこれで美味しいんですよ。

表面はしっかり焼けてますよね。

中は…

箸で割ると

中はトロトロ

はい、トロトロです。

南部鉄器はしっかり熱を蓄えているので、ささっと焼き上げても表面はしっかり焼きながら中はトロトロに仕上げることができるんです。

クセになるおいしさです

いやー、おいしい!

明らかにテフロン加工とは異なる仕上がりです。

熱量を蓄える能力ももちろんですが、フライパン表面のザラザラが玉子焼きの表面を形成するため、口に入れた時の感触がツルツルではなくフワフワなんですよ。

もうこれを買ってからはほぼ毎日といっていいほど玉子焼きを食べてます。

これまでのフライパンの概念が覆り、人生変わりました。

だいたいこんなに玉子焼きを食べ続けた日々、これまでの人生でありませんでした。

そしてさらに、南部鉄器がいいのは玉子焼きだけではありません!

何を焼いても美味しいんです!

このフライパンは小さいので焼けるものには限界がありますが、例えばステーキ!

しっかりと熱した状態でステーキ投入!

焼き色が素晴らしいんです!

南部鉄器ならではの焦げ目と熱の通り

ステーキを乗せた後も熱々なので、焦げ目をつけつつ中にも火が通りやすいように思います。

今はこのフライパンに収まるサイズのものはなんでもこれで焼いています。

焼き上がりが全然違うんですよねー。

ただ無理して焼いてはみ出たりこぼれたりすることもしばしば。

南部鉄器の大きいフライパンが必要な時期か…

最後に

いかがでしたか?

以前の私のように「フライパンはテフロン加工のみ」と思い込んでいる方もかなり多いと思います。

しかし南部鉄器はすばらしい!

使い方を知ればそれほど手間もなく、料理の頼もしいツールとして活躍してくれます。

私はあまりに南部鉄器にはまってしまい、丸い普通のフライパンも買ってしまいそうです。

(まだ我慢してます。)

テフロン加工のフライパンに不満をお持ちのあなた、ぜひ南部鉄器のフライパンをご検討ください!

 

 

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