「エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム」に対象外の40インチディスプレイを付ける!

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こんにちは。神戸や大阪など関西を中心に活動している経営コンサルタントの荻田(オギタ)です。

私は仕事柄、毎日パソコンを使っています。

もうパソコンがないと絶対に仕事ができません。

もちろん仕事だけでなく、プライベートでもフル活用してますねー。

ですので複数台のパソコンを使い分けているのですが、基本的に好きなのはノートパソコン。

ノートのメインはAppleのMacBook Proです。性能も良く、Windowsとは違った便利さ、快適さがあります。

しかしどうしてもエクセルをバリバリ使ったり、複雑な仕事をする際には、大画面のディスプレイの方が作業効率が格段に上がるんですね。

というわけで私はWindowsのデスクトップのパソコンに40インチのディスプレイをつないで使用しています。

買ったのはちょうど一年くらい前ですね。

最初は「まずい!でかすぎた!」と思いましたが、今ではすっかり慣れ、便利に活用しています。

アイコンがまるでゴミのようだ!

アイコンがまるでゴミのようだ

スタートメニューもこの小ささ

スタートメニューもこの小ささ

たくさんのウィンドウを開いて仕事をするとき、この大画面は本当に重宝するんですよねー。

しかし大きすぎるがゆえにデメリットもあります。

ここまで大きいと、全体を見るためには、ディスプレイからそこそこ離れないといけません。

なにせ表示領域の横幅は約88cmもありますからね。

しかしあまり離れてしまうと、細かい字や画像のディテールなどが見づらいんです。

当初は上半身を前後に動かして離れたり近づいたりしながら使っていたのですが、これが結構疲れるんですよね。

そこで思いついた。「モニターアームだ!」と。

モニターアームというのは、ディスプレイが前後、上下左右に動くようにできるアイテムです。

「よし、導入しよう!」と探し始めたのですが、ここで壁にぶちあたります。(この後も何度かぶちあたります。)

色々と調べてみたのですが、40インチのディスプレイに対応しているモニターアーム、ないんです。

私の使っているディスプレイは重量は9.7kg(スタンド未使用時は8.5kg)なので、これはクリアしているものはいくつかありました。

しかし40インチというサイズに対応してないんですよね。

ちなみに私が狙っていたのが以下のモニターアーム。

エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 45-241-026

見た目もかっこいいし、口コミの評判もいいし、16,500円(当時の価格)なら、そんなに高く感じません。

スペックを確認すると

  • 総耐荷重量:11.3kg
  • 画面サイズ:32インチ

となっています。

重量はクリアしているんですが、画面サイズがオーバーしてしまってますね。

しかしよく調べてみると、結構40インチで使えている人がいる模様。

この時点でどうしても欲しくなっているので、さらに詳細を調べていくことに。

するともう一つ問題点があることが分かりました。

モニターアームとディスプレイは、ネジで固定します。

「サイズは合うの?」と思ったら、どうやらVESA規格というのがあるらしく、最近のディスプレイやモニターアームは大体この規格に対応しているらしいんですね。

「日本フォームサービス株式会社」ホームページより

「日本フォームサービス株式会社」ホームページより

「なるほどなるほど、統一規格になってるんですねー、便利だなー」

と大喜びしていたのですが、上記画像でも分かるように、VESA規格にも色々なサイズがあることが判明。

なんかイヤな予感がする。こういう時は大体イヤな予感が当たる…。

そしてよくよく調べると…やっぱり…サイズが違う。

私が持っている40インチディスプレイのVESA規格サイズは「VESA マウント(200×200)」と表記されていました。

一方、購入予定のモニターアームは「VESA規格 MIS-D、MIS-C(100x100mm、75x75mm間隔のVESA)に対応」と表記されています。

うん、ダメだ。

ディスプレイは40インチと大きいので、ネジとネジの間隔が広い(200mm)んですね。

一方、モニターアームの方はそんなに大きいディスプレイを想定していないので間隔が狭い(100x100mm、75x75mmの両方に対応)んです。

「ええい、なんとかなるだろ!」

と調べ続けると、やっぱりありました。変換プレートなるものが。

まあ2,780円(当時の価格)ならいいか。

「よし、これで無事にモニターアーム計画が遂行できるぞ」

と購入しようとしたら、なんとその当時は在庫なし。納期が一ヶ月以上先という罰ゲーム。
(この記事を書いている時点ではAmazonに在庫がありました。)

すぐにでもモニターアームを導入したいのに、待てない!

「なーに、Amazonだけではなく他でも売ってるだろ」と探したのですが、これがないんですねー。

デザインがイマイチだったり、値段が異常に高かったり、売り切れていたり。

しかし色々と検索をかけている中でチラホラ見つかるのがVESA変換プレートを自作している人たち。

最初は「面倒だから自作はないな」と思っていたのですが、購入することができなくなった今、自作も選択肢に入ってくる。

私は自分が持っている工具類で本当に自作できるのかどうか、模索し始めます。

できるっ!これなら私にも自作できるぞっ!

VESA変換プレートのレシピは以下の通り

(材料)

  • アルミフラットバー(厚さ3mm、幅20mm、長さ1000mm)×1
  • 超低頭ネジ(M4、長さ10mm)×4
  • ネジ(M4、長さ16mm以上)×4
  • ナット(M4、厚みは5mm程度)×8
  • ワッシャー(M4)×8
  • スプリングワッシャー(M4)×4

ネジの「M4」とは「直径4mm」の意味です。

すべてホームセンターで調達できました。材料代は全部で1,000円程度だったと思います。

アルミフラットバーはこんな感じのものです。

アルミフラットバー。またはアルミ平角棒。

アルミフラットバー。またはアルミ平角棒。

そして超低頭ネジとは、その名の通り頭部が薄いネジ。

超低頭ネジ

超低頭ネジ

スプリングワッシャーはネジが緩みにくいようにするためのパーツです。

スプリングワッシャー

スプリングワッシャー

(作り方)

失敗してはいけませんので、精密な設計図が必要です。

この作業に手を抜くと、後でやっかいなことになりますからね。

私のプロ並みの設計図がこちら。

精密な設計図

精密な設計図

手書き。しかもせっかく方眼なのに、方眼を活用し切れていません。

でも結果的に作れたからOKですねー。

手順は以下の通り。

  1. アルミフラットバーを切断(220mm×4本)
  2. 上記バーに200mm間隔の穴と100mm間隔の穴を開ける(詳細は上手を参考に)
  3. ネジでとめる

とまあ手順だけ列挙すると簡単なのですが、これが結構大変なんです。

まずは切断。私は色々な工具があるので比較的キレイに切れましたが、普通に金属用のノコギリで切るとガタガタになります。

まず金属用のノコギリはこれを使いました。

切れ味はなかなかいいのですが、まっすぐ切るのが難しい。

私がまっすぐ切るために使ったのがこれ。

これは木工用のノコギリとガイドがセットになったものなのですが、このガイドが秀逸なんです。

普通にノコギリで切るとどうしても斜めになったりガタガタになったりするんですが、このガイドを使えばまっすぐシャープに切ることができます。

このガイドと先ほどの金属用ノコギリを組み合わせれば、アルミであってもかなりキレイに切ることができますよ。

次に穴開け。これも侮ってはいけません。

まずは穴開けのために「鉄工用ドリル」が必要です。

ネジの直径が4mmなので、穴の直径は5mmにしました。

この鉄工用ドリルを電動ドリルにセットして穴を開けるのですが、普通にやったらほぼ間違いなく失敗します。

まずペンなどで穴を開ける位置にマークしますよね。

そこにドリルの先端をあてて電動ドリルのスイッチをオンにすると思うのですが、アルミはつるつるしてますし、固いです。

なのでドリルが回り始めると当初のマーカー部分から滑って少しズレてしまいます。

そうなると当然穴も数ミリずれてしまうんです。

それを防止するのがセンターポンチ。

穴開けのマークをした所に、このセンターポンチの先端をあて(もちろん直角に)、カナヅチで「トーンッ!」と一発たたきます。

するとマークした箇所に小さなくぼみができます。

このくぼみに鉄工用ドリルの先端をはめて穴を開ければ、ほぼズレずに穴開けができます。

私は当初、このセンターポンチを使わなかったために穴がズレ、アルミフラットバーを買い直しました。

もちろん買い直しだけでなく、もう一度切断工程をやり直す必要もあります。

再びホームセンターに買いに行くあの切なさを皆さんに味わって欲しくないので、お気をつけください。

穴が開けば後はネジで組み立て、ディスプレイとモニターアームをネジどめするだけ。

できた!

自作のVESA変換プレートでディスプレイとモニターアームが一体になった感動の瞬間

自作のVESA変換プレートでディスプレイとモニターアームが一体になった感動の瞬間

詳しく説明すると、200×200のディスプレイと、100×100のモニターアームのネジをプレートでネジどめしてるんですね。

異次元の二人が…出会えた!

異次元の二人が…出会えた!

ちなみに超低頭ネジを使ったのは以下の部分です。

プレートとプレートをつなぐ部分に超低頭ネジを使用

プレートとプレートをつなぐ部分に超低頭ネジを使用

プレートとプレートを連結している部分に使用しています。

ネジの頭がディスプレイ側にあるのが分かりますか?

ディスプレイとプレートの隙間は数ミリしかないため(スプリングワッシャーを挟んでいるので、若干隙間ができている)、ネジの頭に厚みがあると、ディスプレイに当たってしまうんですね。

さあ、ようやく念願のモニターアームが設置できたぞ!

ディスプレイを一番奥側にした状態

ディスプレイを一番奥側にした状態

ディスプレイを最も前に出した状態

ディスプレイを最も前に出した状態

いい!これはいいですよ!

前後、上下左右に自由自在に動きます。

そして動きもスムーズ。

重さで勝手に下がらないよう、調整もできます。

いやー、モニターアームを設置したことで、かなり作業効率があがりました。

興味のある方は、ぜひモニターアーム、導入してみてください!

ちなみに今回はVESA変換プレートを自作しましたが、今は売っていますのでわざわざ自作する必要はありませんし、そもそもディスプレイとモニターアームのVESA規格が一致していれば変換プレート不要ですからね。

なんだか導入が大変な印象を与えてしまいますが、それはあくまで私が規格外の方法で導入したからです。

あー、疲れた。

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