こんにちは。神戸や大阪など関西を中心に活動している経営コンサルタントの荻田(オギタ)です。
コストコ大好きな私ですが、コストコの商品の中で「常備しているもの」がいくつかあります。
それらがなくなったらコストコに買いに行く、といった感じです。
今回ご紹介するのは、そんな「常備品」の中の一つ、「リブフィンガー」です。
1.64kgで2,870円(税込)ですので、100gあたり175円(税込)ですね。(2016年6月23日 現在)
柔らかくて脂の乗りもよい、おいしい焼き肉用のカルビが100gあたり175円なら安いでしょ!
ちなみに「リブフィンガー」というのは「中落ちカルビ」です。
中落ちカルビというのは肋骨と肋骨の間の部位のことです。
上の写真だと、大きい「かたまり」のように見えますが、実は違います。
パッケージから出すと、こんな感じです。
実はお肉の「かたまり」ではなく、細長いお肉がたくさん入っています。
肋骨と肋骨の間の肉ですからね。細長いのも納得。
指のように細長い形が「リブフィンガー」という名前の由来になっているんでしょうね。
この写真だと少し分かりづらいので、一本を手前に置いてみます。
ね?かなり細長いでしょ?
これが肋骨と肋骨の間に入っているわけです。
そしてそんな部位ですので、おいしいに決まってる!
脂の乗りもよく、本当においしいんです!
しかしなぜそんなおいしいのに安いのか?
それにはちゃんと理由があります…
下の写真をご覧下さい。
細長いお肉のほとんどに「筋(スジ)」がついているんです。
最初の頃は
「いいじゃん、スジついてても。このまま食べられるでしょ!」
なんて意気揚々と焼いて食べてみたもんです。
あの頃は若かった。
しかしスジですので当然ゴムのように固く、焼いて食べると地獄のような不快感に襲われます。
「それでは!」
とスジに包丁で細かく切れ目を入れてチャレンジしたこともありますが、それでもやはりスジの固さが不快なんですよね。
結局、このスジを包丁で一本ずつ取り除いていく必要があるのですが、これがかなり面倒なんです。
私はそれほど包丁さばきが上手くないので、全部処理するのに40分くらいかかります。
やっているうちにコツをつかんでくるのですが、皮肉なことに、その頃には終わってしまいます。
この筋取りがかなり面倒なんですよねー。
だから買ってきた時は「よしっ!」と気合いを入れて一気に処理します。
筋取りの方法は人それぞれだと思いますが、私はスジの部分を上に向けて、端から少しずつ包丁を入れて剥がしていきます。
この作業に耐えられた人だけが、おいしい中落ちカルビを安く食べられる、と言うわけです。
ちなみにこの剥がしたスジ、捨てずにとっておいてください。
立派な牛スジですので、カレーやおでん、牛すじ煮込など、料理に使えます。
私は大体カレーに入れますねー。
スジを取ったお肉は好みの大きさに切って下さい。
私は4cmくらいの間隔で切り、それを厚みが半分になるように包丁を入れて開きます。
すると厚みは半分になりますが、細かったお肉が倍の面積になり、焼き肉に丁度よい大きさになります。
我が家ではリブフィンガーを買ってきたらすぐに筋取りやカットを行い、ラップに包み分けてすぐに冷凍します。
今回1.64kgでこれだけの量になりました。
こうやって小分けにして冷凍しておくと、ちょっとお肉を焼いて食べたい時にパパッと食べられますから便利でいいんですよねー。
せっかくですので、ちょっとフライパンで焼いてみました。
おいしそうでしょー?
実際おいしいんですよー。
私は大体焼き肉にして食べますねー。
カレーに入れてもおいしいと思いますが、ちょっともったいないので、カレーには先ほど取り除いたスジを入れて楽しんでます。
いかがでしたか?
もしもコストコの会員だけど、まだ手を出したことがないという方は、筋取りの手間が問題なければ一度お試しください!