「ゆるさない」ことで傷つくのは「あなた」ですよ! 〜「ゆるすということ」 ジェラルド・G. ジャンポルスキー著〜

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Forgive all who have offended you, not for them, but for yourself.

(あなたを怒らせた全ての人を許しなさい。
その人たちのためではなく、あなたのために。)

Harriet Nelson(ハリエット ネルソン)

こんにちは。神戸や大阪など関西を中心に活動している経営コンサルタントの荻田(オギタ)です。

今回は「ゆるすということ」という本をご紹介します。

10年近く前にあるキッカケでこの本と出会い、読むことになったのですが、読み始めてすぐに衝撃が走りました。

それほどボリュームもないので一気に読み終え、これまでの生き方、これからの生き方について色々と考えたものです。

もちろん今の私の生き方・考え方に強く影響を与えた本です。

さて、みなさんはどうでしょう、「ゆるせない人」がいますか?「ゆるせない事」でもいいですが。

もしもあるなら、そういう気持ちはとてもよく分かります。

この本を読むまでの私は「ゆるせない」をよく連呼していましたからねー。
ちょっとした口癖になっていた程「荒れていた時期」もありましたねー。(遠い目)

「ゆるせない」って思う相手、居ますよね。
本当に挙げればキリがないほどに。

職場にいませんか?ものすごく性格の悪い人。

自分勝手でプライドが高く、上司など上の人間には媚びを売り、下の人間には攻撃的で威圧的、いつも人の悪口を言っている、みたいな人。

まるでドラマや映画、小説の登場人物かと思ってしまうほど典型的なイヤなヤツ。
いますいます。本当にいますよね。

あとは理不尽で保身しか考えていない上司とか、自分の足を引っ張る同僚や部下とか。

それから文句ばかり言って人を非難している割に自分はどうなんだ?と突っ込みたくなる人とか。

ええ、もう挙げればキリがありません。

離婚経験のある方は、離婚相手に対して「ゆるせない」と思っている人もいるかもしれません。
離婚の原因にもよるかもしれません。DVやモラハラ、浮気や性格の不一致など。
離婚の原因が「相手にある」と思っている方は、少なからず「ゆるせない」を抱えているかもしれませんね。

あと細かいことで言えば、「自分の悪口を言われた」とか「仕事ができないから」とか「生理的に受け付けない」などなど。

どれも感情的には分かります。

「ゆるせない」という気持ちの原動力は「怒り・嫉妬・悲しみ」ですね。

人は「怒り・嫉妬・悲しみ」を感じたとき、なぜ「ゆるさない」という選択をするのか?

それは「ゆるさない」ことが相手を攻撃する「武器」だと思っているからです。

そして「悪いヤツ」は「ゆるしてはいけない」と思っているからです。

ゆるさないことで相手にツライ思いをさせ、苦しめたい。

そして悪いやつをゆるしてしまうと、自分が負けたような、間違っているような感覚に襲われる。

しかし本当にそうなのでしょうか?

「ゆるさない」ことは「武器」であり「正義」なのでしょうか?

これまで全く疑うことなく使っていた「ゆるさない」に対しての考え方を一変させてくれるのが、この「ゆるすということ」という本なんです。

読んでいただければすぐに分かると思いますが、「ゆるす」のは相手のためではなく「自分」のためなんです。

なぜなら、あなたが「ゆるさない」と決めた瞬間、実はあなた自身が苦しみを背負っているんです。

そしてそれを背負いながら「嫌い」な相手のことを定期的に思い出す。

ゆるさないためには、相手のことをいつも心に留めておく必要がありますからね。

ゆるさないと決めるほど「嫌い」なはずの相手のことを、いつも考えている。
とても矛盾したことだと思いませんか?

なので過去に「ゆるさない」という苦しみを背負った人は、ゆるすことで過去から解放されるんですね。

「相手のためではなく、自分のためにゆるす」

そんなこと今まで考えたこともなかった私は深く感銘を受けました。
そして実行する価値が十分にあると直感で分かりました。

それほど私もさまざまな「ゆるさない」を背負っていたんです。
そして背負うことにとても疲れていたんですね。

しかし私はこの本の究極は「自分をゆるす」ことだと思っています。

今の能力しか持っていない自分、いつも失敗ばかりしている自分、倫理的に間違ったことをしてしまった自分、決して完璧とは言えない自分、そして「これまで他人をゆるせなかった自分」。

そういった様々な「自分」をゆるすこと、それがこれからの人生を劇的に変えるキッカケになります。

よく「自信を持とう」と言います。

自信とは「自分を信じる」ことですよね。

でも「自分をゆるせない人が自分を信じることができるのか」といえば、答えはノーでしょう。

これまでの人生で自分や他人を「ゆるせなかった」方々に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

そして「これまでの自分」や「現在の自分」をゆるすことで、これまでとは違う「新しい未来の自分」を作っていきましょう!

以前ご紹介した「ザ・シークレット」の「引き寄せの法則」を実践するためには、この「ゆるすということ」の考え方はとても重要です。

これを習得せずして引き寄せの法則を実践することは「まず不可能」といっても過言ではないでしょう。

ゆるすことで、それ自体を引き寄せます。
ゆるすことで、周りの人も、ゆるしてくれるようになります。

「ザ・シークレット」は二度以上読め! 〜その3 実践と気づき〜

2016.05.30

「ザ・シークレット」は二度以上読め! 〜その2 過去の私〜

2016.05.25

「ザ・シークレット」は二度以上読め! 〜その1 出会い〜

2016.05.24

最後に、冒頭に引用した私が好きな言葉を再度掲載しておきます。

Forgive all who have offended you, not for them, but for yourself.

(あなたを怒らせた全ての人を許しなさい。
その人たちのためではなく、あなたのために。)

Harriet Nelson(ハリエット ネルソン)

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